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◆胡四王神社拝殿の特色

  慶応3年(1867)に竣工した拝殿は、その彫刻にあると思います。@向拝柱間の虹梁の装飾。写真Bに見るように、ケヤキ材造りの向拝空間の虹梁は、中央の蟇股に波頭を躍動感豊かにあらわし、左右へは竜尾から胴、向拝柱を背後から取り巻いて虹梁の木鼻である龍頭が互いを睨み合う形としています。前肢、後肢の踏ん張りも力強く表現されています。A拝殿両側の脇障子の彫刻。正面の右が上り竜、左が下り竜でほぼ丸彫に近い肉厚で竜身を波頭・雲形とともに迫真の出来で、構図に無駄がありません。(写真C・D)




脇障子左側・降(写真C)

脇障子右側・昇(写真D)

拝殿向拝の虹梁の彫刻(写真B)

― 拝殿昇降の龍の彫刻 ―



拝殿 正面図


 
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